荷解きのの大変さ
引っ越しをする際には一人暮らしや結婚、転勤など新生活を始めることと重なるために楽しみな気持ちになるものです。
家具や家電を揃えたり、インテリアや内装を選ぶ作業はとても楽しいですし、新居での生活に期待が高まります。
しかし、実際に引っ越しの準備を始めると、その手続きや荷物をまとめる作業が始まるとやることの多さに気持ちが滅入る人が多くいます。
引っ越しをした後も、新生活に期待をしていたのに荷解きのの大変さから引っ越し鬱になる人もいると言われています。
特に引っ越しの一週間前からは手続き書類の提出が始まります。
そこで、荷物の準備はこれまでに終わらせておくようにしておくことが望ましいです。
引っ越しの時に提出する手続き書類
引っ越しをするにあたって提出すべき書類は複数の場所に提出することになりますから、場所ごとにまとめて一度に提出することで手間が省けます。
まず、市区町村の役所で提出する書類ですが、これは家族構成や地区のルールで提出書類が異なります。
そこで、転居前に必ず転出先と転入先の役所で必要書類を確認しておくことが望ましいです。
引っ越しをする際に、幾つかの場面で転出証明書が必要があります。
役所で転出届を提出し、そこで転出証明書を発行してもらうことが必要ですが、手続きは引っ越しの2週間前からになりますから早めに受け取って諸々の手続きの時には携帯しておきます。
また、同じ市区町村内での転居は、転出届ではないのでその内容も間違えないように気をつける必要があります。
他にも、国民年金や健康保険の手続き、印鑑登録の廃止、といった手続きも必要です。
ただし、これは転出届を出せば自動的に変更をしてもらえる場合もあり、自治体によってルールが異なります。
事前の問い合わせ時に自分の自治体のルールがどのようになっているか確認しておくとミスが防げます。
それ以外にも、子供がいる家庭には乳児医療費助成や児童手当、高齢者がいる場合には介護保険や後期高齢者医療費助成、といった福祉や医療関係の手続きも必要です。
他にも手当を受けているものがあれば必要書類を確認して提出をしておく必要があります。
郵便物や公共料金についても手続きが必要です。
郵便物を転送希望する場合、手続きは簡単ですが、内容が反映されるまでに1週間はかかりますから早めに提出が必要です。
そして、公共料金の手続きは、現住所と新居の両方で必要です。
ホームページで申請ができるので手続き自体は簡単ですが、開栓や閉栓作業は立ち会いが必要な場合もありますしオートロックの場合には解鍵が必要なこともあります。
他にも衛星放送やケーブルテレビの視聴をしていればその手続きも必要です。
以上が引っ越しに必要な手続きとなります。
このような手続きがあるため、引っ越しを行う時は余裕を持って行った方が良いでしょう。
また、引っ越しの手続きはどれも早急に行った方がいいため、荷解きの前に先に手続きを終わらせてしまうのも一つの手です。